更年期障害と似た病気

更年期障害と重なって起こりやすい病気

更年期障害と似た病気

更年期障害など、
閉経前後の女性ホルモンの乱れによって生じる不調には
顔のほてりや頭痛などから憂鬱や焦燥感まで、ありとあらゆる
ものがあります。

そのため、ある症状が少し重いと感じても、更年期障害だから
とがまんして病院に行くのを遅くしてしまう傾向
があります。

GUM06_PH02049.jpg  けれども、なかには早期治療が
  行えなかったばかりに、症状が悪化
  して治りにくくなっている場合も
  あります。

  体に具合の悪いところがあれば、
  ひとりで判断せずに医師に相談
  するようにしましょう。

更年期障害の症状と重なって起こりやすい病気のひとつに、
自律神経失調症があります。

更年期にはホルモンの乱れから自律神経にも乱れが生じて、
さまざまな不調につながるのですが、自律神経失調症というのは
また別の病気
です。


そして、これらの症状が出たり消えたりするので、
不定愁訴(ふていしゅうそ)とも呼ばれます。

自律神経失調症は、うつ病との見分けも困難といわれます。


この他、子宮筋腫、子宮体がんなど婦人科系の病気も
更年期に発症することがあります


また、高血圧、メニエール病、心臓病などの症状も、更年期障害の
症状と見誤る場合があるので注意が必要
です。


体調に多くの変化を感じているのに、こんなことでいちいち病院に
かかってはいけないと、自分に言い聞かせている人も多いようです。

けれども、長く元気に生きて行くためにも、婦人科をはじめ、
病院での受診を先延ばしにしないように
しましょう。

それは更年期障害だけに限らず、です!


更年期障害と間違えやすい病気

更年期障害と似た病気

閉経の前後10年~15年の間は、女性の体にさまざまな
変化が起こって、多くの不調を感じるようになります。

けれどもそれら全部を更年期障害だからと軽くみては
よくありません。

思わぬ病気の場合もあるので、具合のよくないところが
あれば、早めに医師に相談しましょう。

GUM06_CL04067.jpg  更年期のなかでも、閉経直前から
  閉経後にかけては、子宮体癌の
  リスクが高まる
とされ、特に、
  肥満の女性の場合には注意が
  必要です。

  子宮体癌の症状として不正出血
  あります.


これを更年期障害の症状のひとつとして放っておいて、
病気に気付くのが遅くなる場合があります。

更年期には、くしゃみをしたり笑ったりしたときに、
尿漏れをしてしまって悩む女性も多く
なります。

尿漏れは、骨盤の中で膀胱と尿道を支える
筋肉の力が衰えてしまうことで起こる症状です。

尿漏れの治療としては、骨盤の緩みを解消する
ために、骨盤底筋群を鍛える体操をする
ことが
最も有効とされています。


頻繁にトイレに行くようになることも、更年期障害の
冷えの症状と決めつけないほうがよいでしょう。

あまりに回数が多い場合には、頻尿と考えて泌尿器科を
受診すると、適切な薬物療法で症状を改善
できます。


また、頻尿から膀胱炎を引き起こすこともあるので
注意しましょう。


女性の多くが、妊娠・出産以外のことで婦人科にかかる
ことが恥ずかしい
、また、男性と違って泌尿器科での受診も
恥ずかしいという心理が強く
、つらい症状を一人でがまん
してしまう傾向
があります。


しかし、大切な体のことなので、やはり思い切って病院での
診察を受けるようにしましょう。

病気には早期の治療がいちばんです。


更年期障害と似た症状のバセドウ病

更年期障害と似た病気

更年期には、ホルモンバランスと自律神経の乱れによって、
体のあちらこちらに不調を感じるようになります。

そして、その不調のなかには、更年期障害ということで
済まされない病気が隠れている場合があるので注意

必要です。


GUM06_CL06058.jpg  更年期障害の症状として
  一般的とされる症状に、
  ほてりやのぼせ、頭痛や
  めまい、動悸や息切れ

  などがあります。

  また、更年期になりやすい
  病気として、骨粗しょう症や
  高脂血症
があります。


これらの病気とは別に、甲状腺ホルモンの異常が原因と
なって起こる、バセドウ病という病気
があります。

甲状腺とは、のどぼとけの下あたりにあり、蝶が羽を広げて
気管に貼り付いているような形をした内分泌器官です。

とても薄くて柔らかい器官なので、通常はのどの外から
触れてもわかりません。


甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは、新生児の頃は、脳や
心臓の発育を促す大切な役目を果たし、その後は、脳、心臓、
消化官、骨、筋肉、皮膚など体全体の新陳代謝を促進し、
精神神経や身体活動の調整をする働きを担っています。


このように重要な役割のある甲状腺ホルモンの分泌が
過剰になると、バセドウ病になって
しまいます。

バセドウ病は、男性より女性の方が発症しやすく、年齢では
20歳を過ぎて40歳の手前頃までが多いとされています。

症状としては、生理不順、疲れやすく全身がだるい、また、
のぼせや動悸があるなど、更年期障害によく似て
います。


閉経にはまだ早い年齢の人は特に、このような症状を感じたら
病院で相談しましょう。

甲状腺ホルモンを適正な量にコントロールする治療が確立
されていて、治療後は健康な人と変わらない生活ができます。


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