更年期障害と悪玉コレステロール

頭痛や肩こり、ほてりや発汗などの更年期障害の一般的な
諸症状のほかに、高脂血症という病気も更年期と関係がある
とされています。


高脂血症とは、血液中のコレステロールや中性脂肪が
基準値を超える症状で、高血圧、糖尿病、動脈硬化の
大きな原因となります。

GUM06_CL13072.jpg適量のコレステロールは
細胞膜を作る働きがありますし、
中性脂肪はエネルギーのもとと
なるなど、どちらも体にとって
必要なものです。

けれども、量が過剰になると
役立つ働き以上に悪い影響を
及ぼすことがあるのです。


この高脂血症が更年期障害の症状と同じ頃に発症するのには、
卵巣からのエストロゲンの分泌量の減少が関係しています。

エストロゲンが急激に減少した場合、血液中の悪玉コレステロール
(LDLコレステロール)が増加することが研究によってわかっています。


LDLコレステロール値について男性と女性で比べると、一般に、
閉経期を迎える前までは女性のほうが男性よりも低いのですが、
閉経を境にして女性のほうが高くなります。

そのため、更年期の女性は更年期障害とともに高脂血症の
リスクも高まってしまう
のです。


40代半ばくらいからは、定期健康診断の項目でも
LDLコレステロール値に注意しましょう。


そして、もしも基準値を超えている場合には、食生活の改善と
運動によって悪化を防ぐ必要が
あります。

食事療法では、1食当たりのカロリーを抑える、動物性脂肪を
減らして植物性脂肪を多くする、食物繊維を多く摂る、
糖分・アルコールを控えるなどのポイントがあります。


運動では、やや速歩のウォーキングなど
有酸素運動が効果的です。

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